CHUCHO VALDES / TEMA DE CHAKA

昨夜から冷たい雨が降り注いでいます。気温もかなり低いですね。

さて、前回から引き続きラテンジャズのお話しです。

話しは脱線しますが、今、まさしくレコードブームです。レコード店に行きますと若い方が真剣な眼差しで獲物を漁っていらっしゃる姿を目にしますと、思わず「頑張れよ。」と声をかけたくなります。

昨夜、とあるジャズのイベントで、主にラテン音楽をメインに都内を中心にご活躍されていらっしゃる、DJのKantaro Takeshita氏とも、「やっぱりレコードはいいですよねー。」という話しで意気投合いたしました。

ところが僕らの狙っているキューバ盤のレコードを本当に市場から見かけなってしまいました。

様々な流通の問題等なのか、外国人の方が買い占めているのかわかりませんが。

前述のTakeshita氏は、いっときロシアから買付されていたとのことですが、戦争でこのルートも消滅してしまいご苦労されているとのことです。

というわけで、私はキューバ盤(レーベルですと主にAREITO)は目撃したら、よっぽどのことがなければ購入するように心がけています。

年末にたまたま新宿で、今回紹介のレコードを幸運にも購入することができました。

本国キューバ以外でも尊敬を集め続けてきた、偉大なピアニスト、CHUCHO VALDESの1982年の作品です。

現在82歳、元気にピアノ弾く姿が動画等でも見受けられます

タイトル曲のTEMA DE CHAKAは壮絶な3拍子(ハチロク)の名演です。爽快な汗を感じます。

CHUCHOのピアノソロが過激すぎてもうノックダウンです。

メンバーはキューバンジャズの達人達です。全員が激しい!

Carlos Emilio Morales、Carlos del Puerto、Jorge"El Nino"Alfonso、German Velazco、Enrique Pla(この人のドラム大好き!)

そしてラスト曲は名曲CLAUDIA。

とても美しい曲です。僕はこの曲を最初に聴いたのは、もう随分前になりますが、sax奏者のPaquito D'Riveraの演奏でした。

(CHUCHOの盟友ですね。)

またキューバ盤、運よく入手できたら書きますのでお楽しみに。

とにかく熱い、情熱的!リズムのグルーブ感もたまりませんね。
盟友、Paquitとのライブ演奏です。美曲です。

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