ELENA BURKE / (No title)
さて、今年も残すところ1日となりました。
振り返ると慌ただしい1年だったなぁ。でもいろいろと考えることも多かった1年でありました。
来年、還暦という節目もあり、これからのこと新年にゆっくりと考えてみたいと思います。
話しは変わりますが、慌ただしい中でも時間をみてはレコード屋へはまめに足を運んでおりました。
店内を見回してみると、若い方々がレコードを物色されたいる光景を良く目にしました。
音楽配信でいつでも好きな所で好きな音楽が聞ける時代なのに、またレコードが注目されているのは良い文化だと思います。
まずはジャケットですね。特に昔の洋物のレコードはデザインが洒落ています。大物のデザイナーやフォトグラファーが関わっている作品も多いですね。
そして音ですね。やはり現録音に近い状態で最初にプレスされているのがレコードですから、臨場感を感じます。
特にヴォーカル物はブレスの息遣いとか聞き取れることもありますので、リアルですね。
さて、今年最後のご紹介は、キューバの大歌手、ELENA BURKEの作品です。
最近購入しました。僕は、キューバ盤は目にしたらよほどコンデションが悪くない限り購入することにしています。
サルサのレア盤より値段もリーズナブルなのが理由の一つですが、それだけではなく、やはりキューバのあの情景を思いださせてくれからなのです。
この作品はキューバ盤ではなく、メキシコポリドール盤なのですが、ELENAの歌とバックミュージシャンはギター1本のみという、とてもシンプルな編成です。
それだけ歌が否応なくともフューチャーされるわけです。
おそらく年齢的には50代といったところでしょうか。円熟味を感じます。
PABLO MILANES、JUAN FORMELLの楽曲の他、メキシコということだからでしょうかArmando Manzaneroの楽曲も収録されております。
正直申してお恥ずかしながら全曲知らない曲でした。
しかしこうした発掘があるからレコード収集はやめられません。
本年中もこちらのブログをお読みくださいましてありがとうございました。
来年はさらに充実した収筆ができるよう頑張ってまいります。
どうぞ皆さん良いお年をお迎えください。
Armando Manzaneroの曲です。紹介している盤とはアレンジがかなりポップですが。